CData API Server

CData Software社のCData API Serverは、様々なデータベースに対してREST・OData・JSON・CSV/TSVのWeb APIを自動生成することができるパッケージソフトウエアです。

エディションで差はありますが、SQLite、Apache Derby、MySQL、Excel、PostgreSQL、SQL Server、Oracle、DB2についてはパッケージ単体で対応可能です。 上記以外のNoSQL・ビッグデータ・SaaSまでも、別売りのCData Driverによって様々なデータソースをWeb API化できる面白いソリューションです。

TAOドライブは、CData API Serverの販売のみならず、設置や、要件に応じたデータコネクタの追加および、API公開のためのサーバ設定についての開発受託や支援を行うことができ、開発期間の短縮を可能にします。 特にSalesforceのPaaSであるHeroku上での運用実績がありますので、是非ご相談ください。

Herokuで運用することで、保守コストを大幅に下げ安定して稼働させることが可能となります。例えばHeroku Postgresの Web APIを自動生成することができます。また、AWSやAzure上のマネージドデータベースでもHerokuから接続できれば、Web APIとして公開することも可能です。

データコネクタの追加

CData Software社が提供するデータコネクタをCData API Serverに追加することで、NoSQL・ビッグデータ・SaaSなど様々なデータソースをAPI化できます。 例えば、Exchange Driverを組み込むことで、Microsoft ExchangeにあるデータをWeb APIとして公開することが可能になります。

Salesforce ConnectとAPI Serverを組み合わせて、Salesforce外のデータを外部オブジェクトとして利用する

Salesforce Connectは、Salesforce組織外のデータを表示・検索・変更できるSalesforceのオプション製品です。 外部データをSalesforceオブジェクトにコピーすることなく、外部オブジェクトとしてSalesforce組織のデータストレージを消費することなく、データの表示・検索・変更が可能となります。 単一の接続先に対して、ライセンスが1つ必要となりますが、接続先の中の複数のリソース(テーブル)への接続を設定することが可能です。

Salesforce Connectは、OData APIに対しては設定のみで接続できますので、OData APIを標準でサポートするCData API Serverを使うことで様々なデータソースを外部オブジェクトとして取り扱うことが可能です。

外部オブジェクトは、Salesforceの共有モデルは利用できませんので、Salesforce側の要件をよく確認してください。

Heroku External Objectsとの違い

Heroku External Objectsは、Heroku Connectの一部として利用可能なHeroku Postgres専用のODataラッパーで、Salesforceが提供するサービスです。 参照のみの機能であるため、外部オブジェクトに対してデータ変更が必要な要件には、API Serverの活用も検討してください。

© Copyright 2018-2022 TAO Drive Corporation All Rights Reserved.